金沢店、および建築部門を担うサンリーハウスができて、早くも数ヶ月。今回のインタビューでは改めてサンリーグループ内での役割分担やビジョンを専務にお聞きします。気になる採用情報も掲載!

(プロフィール)
小林 和晃(Kobayashi Kazuaki)
取締役専務/採用責任者。高校卒業後、大工としてキャリアをスタート。創業者である社長と共にサンリーホームを牽引。

 

サンリーホームとサンリーハウスの違い、改めて整理します!

――今日はサンリーホームとサンリーハウスの2社の違いについて改めて整理したいと思います。まず、事業内容で分けるとどうなりますか?

小林専務:サンリーハウスは建物の建築(アパート、分譲、注文住宅など)やリフォーム、退去時の確認を担当し、サンリーホームはこれまで通り賃貸や土地の売買、それから物件の管理を担います。物件の管理については、たとえば賃貸物件で修繕しないといけない箇所が出てきたり、設備が故障したと入居者様からご連絡が来た場合、窓口となるのはサンリーホームで、現場に行って修理を行うのはサンリーハウスのメンバーです。

――ホームのみなさんは基本的にお客様や大家さんなど「人」と向き合っていて、ハウスのメンバーは常に手や体を動かして「モノ」と向き合っているイメージです。

小林専務:体を動かすといえば、現地看板を立てに行ったりするのもハウスのメンバーの仕事ですね。

――なるほど。さて、金沢店ができましたが、実際に働いてみて、店舗空間としてはどういうところが社員に好評ですか?

小林専務:第一に、建物が大きいので、広々として働きやすいみたいです。窓も大きいので光が燦々(さんさん)と降り注いで、明るい雰囲気も好評です。

――これから店舗空間のさらなる活用案みたいなの、何か考えておられますか?

小林専務:お客様が入るスペースの方は、コロナ禍で企画などがなかなかしづらいため、当面はこのままだと思います。一方で、社員が働くスペースの方は、社員を増やすにつれて少しずつレイアウトなどを変えて行こうと思っています。

 

かほくと金沢、お客様のニーズの違いをチェック!

――いざ金沢店をO P E Nしてみて、金沢店とかほく店でお客様からのご相談内容に何か違いを感じますか?

小林専務:かほくの方は、土地を売りたいというご要望が多いですね。しかも面積の広い土地。金沢は土地ではなくて建物のご相談が多くて、比較的コンパクトな住居に関する住み替えや処分についてよくご相談いただきます。

――金沢は競合も多いかと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

小林専務:多いですね。だから相見積もりを取っておられるお客様も多いですよ。色々回ってきていただいて、その後当社の魅力をお伝えしたいです。

――金沢店ができたばかりで気が早いかもしれませんが、他のエリアにも進出は考えておられませんか?たとえば……アメリカとか。

小林専務:アメリカ!?いや流石にアメリカはまだ……。

――すみません飛びすぎました(笑)。

小林専務:あまりに突然すぎて一瞬思考停止しました(笑)。ただ、場所の話はともかく、「住環境を良くする」につながる事業にはなんでも取り組んでいくとは思いますね。具体的に何をやるかは時代のニーズに沿って決めることだとは思いますが、根本は変わりません。そのためにも、人員は最大の戦略だと思っていて、とにかく採用を進めています。

 

会社が約2倍になる!?そこで求められる人材とは。

――では最後に、採用周りについてもう少しお伺いします。採用予定数はどれくらいか、決まっていますか?

小林専務:グループ全体で、採用を一年で15〜20人。ハウスは今4人ですが、これから8〜10人にしていきたいと思っています。

――年間20人の採用となると、毎月1、2人ずつ入ってくることになりますよね。

小林専務:そうですね。今月(※2022年1月)も数人入社が決まっています。面接の予定も入ってきています。基本、みなさんキャリア採用です。

――求職者からの問い合わせは増えていますか?

小林専務:増えています。金沢店ができて、店舗として目立つ場所にあるのが効果大だと感じています。

――採用するにあたり、どういう人材像をイメージしていますか?

小林専務:生み出す力がある方。サービスでも、空間でも、創造することができる方。今いちばんほしい職種を具体的に挙げるなら設計やプランニングを担える方ですね。営業というよりは、当社のメーカー機能に直結する、エンジニアのような役割を果たせる方を求めています。

――少し話は変わりますが、不動産業界のDX化といった時に、どんなものをイメージされていますか?

小林専務:一例ですが、ファッション業界でいうと今はファストファッションを超えたウルトラファストファッションというものがあります。それはAIを活用して世界中のトレンドを一気にリサーチして、そこから発案、実際の商品完成までを一週間でやってのけるというもので。ファッションというのはトレンドに乗り遅れて在庫を抱えることが命取りになるため、それを避けるために、流行最先端を極小ロットで作っては売り切っていくという思想です。不動産でも同じように、目に見えて販売しているものは建築ではあっても、その裏では最先端のA Iがトレンドをリサーチして生活者のニーズに合うものを的確に生み出し続けている、そんな状態を築けたら良いのではないかと考えています。

――なるほど。時代がどんどん変わる中で、求められるものを察知するためのシステムを構築したり活用したりできることが大事、ということですね。

小林専務:そうですね。「暮らし」にも、ファッションよりはスピードはゆっくりかもしれませんが必ずトレンド変化はあります。昔はヒノキで大きな家を建てて長く住むのが「立派な暮らし」とされましたが、今は老後にもう一度住み替えることを前提として家を建てる方もたくさんいます。最初に高額のローンを組むことなく自分たちに合った家を買い、暮らしが変わったら平家に移る方も増えています。こうした「住み替える」前提のライフスタイルを軸に、当社として考えているビジョンや野望は色々とありますよ。またサービスを届けるスピードも感動を生む一要素だと思うので、そこもしっかり取り組んでいきたいと思っており、そのためにも人員を補充しないといけませんね。

――発想の柔軟性やアイデアが必要な仕事だと思いますから、既存の不動産業界の常識にとらわれない方も活躍してもらえるかもしれませんね。

小林専務:はい、異業種大歓迎です!

――求職中の読者のみなさん、聞きましたか〜、異業種大歓迎だそうですよ〜!!!って、このブログってどれくらいの方に読まれているんですかね?

小林専務:面接受けにきてくれる方、ほとんど読んでおられますよ!

――ありがたい!

小林専務:これから入ろうとしている会社のことですから、調べますよね。恋愛でも、「この人が好き!」と思ったら相手のこと知りたいですよね。それを何も調べずに声かけてくるのは、道端のナンパみたいなものですよ(笑)。ナンパから付き合う方もいますけれど……。

――いや、付き合う方もいますけれど、道端で突然「好き!付き合おう!」って言われても、アンタ私の何を知っててそう言ってんのよ!ってなりますよね(笑)

小林専務:そう、それと同じことです!だから、こちらのブログ、これからもみなさんの企業研究のためにぜひご活用いただければと思っています。

――読者のみなさん、このブログでは専務の頭の中や社員の等身大を包み隠さずお送りしておりますので、ぜひ過去記事もさかのぼって読んでみてくださいね!突然のナンパNG!(笑)では専務、今日はありがとうございました!