【役員インタビューvol.15】ルーティンからオススメ本まで!「最新の専務」を直撃します!
専務インタビュー、今回なんと、専務の個人情報(?)に直撃!!成功を導く考え方やルーティン、自身の暮らしの楽しみ方まで、ざっくばらんにお話いただきました!
(プロフィール)
小林 和晃(Kobayashi Kazuaki)
取締役専務/採用責任者。高校卒業後、大工としてキャリアをスタート。創業者である社長と共にサンリーホームを牽引。
自分の変化に自分で気づけ!最高のコンディションを引き出すための「マイルール」。
――今日のインタビューは、全編、専務個人について掘り下げさせていただきたいと思っております。まず、専務の「マイルール」みたいなものがあれば教えていただきたいのですが。習慣でも、考え方でも構いません。
小林専務:うーん、ルールというか、日常生活のルーティンはかなり決まっている方だと思います。朝起きてからも、帰宅してからも。
――具体的にどんなことをされているか、1、2個事例を挙げてもらってもいいですか?
小林専務:朝と夜に必ず体重計に乗ること。朝昼晩ストレッチすること。どっちも体調管理系ですね。ストレッチは、子どもと遊びすぎてぎっくり腰になったのがきっかけで始めたんですが、治ってからも継続しています。
―ーお父さんとしての一面が垣間見えました(笑)。ちなみに、行動をルーティン化していることにはどういう意味があるのでしょうか。
小林専務:意識管理は難しいので、行動管理をしよう、という感じです。「こうしよう」という気持ちだけでうまくやれるほど自分は強くないので、じゃあルーティンを作ってその中で自分ができているかチェックしていくようにしています。体重計も毎日乗っていれば太った時にすぐ気づけます。仮に太ったとして、じゃあ「体重を落とそう」ではなく、「ジムに週2で行く」と具体的な行動を決める。それでジムに行きさえすれば、あとは鬼トレーナーが厳しく指導してくれるので、それに沿えばいいだけ。
――なるほど(笑)。じゃあ、これを読む若い人は、まずは「コンディションの良い自分」を維持するためのルーティンが何なのかを見つけることを考えたら良さそうですね。裏を返せば「コンディションの悪い自分を発見しやすくなるルーティン」と言ってもいいかもしれませんが。毎日瞑想をする人も、自分の小さな変化に気づくためにやっていると聞いたことがあります。
社員も必読!専務の最近のオススメ本2冊。
――次に、最近読んだ本の中でおすすめがあれば教えてください。
小林専務:まずはこちら。「経済と政治のニュースが面白いほどわかる本」(崔 真淑)です。
――どういった点がおすすめなのでしょうか?
小林専務:お金の話がとてもわかりやすく、面白く書かれているんです。結構、大人になっても、お金のことってみんなよくわかっていないじゃないですか。「とりあえず銀行に預けておけばいいかなぁ」とか、「株って怖いなぁ」「投資ってよくわからない」とか。でもそういうのって、知識がないから恐れているだけで、知識があれば全然怖くない。「なーんだ」で済むものなんです。
――痛いところを突かれた気分です(笑)。確かに、よくわからないから「怪しいもの」と決めつけているところはあるかもしれません。
小林専務:自分の人生をどうしていくかは自分次第なので、そこに役に立つかもしれない勉強の一つとして、お金の勉強はお勧めします。ちょっとでもお金の増やし方を知っていれば、毎月わずかな額でも投資に回してみるなどの行動につながりますしね。この本は読書慣れしていない方にもスーッと入ってくる内容だと思うので、良いと思いますよ。ちなみに、読みやすさと実践のしやすさという意味では、以前から社員たちにもお勧めしている「目標達成の技術」(青木 仁志)も良いと思います。
――「目標達成の技術」は以前に社員オススメ本の記事でも取り上げさせていただいた本ですね!他にもお勧めの本はありますか?
小林専務:これは子どもに読ませたいなと思っている本ですが、「漫画 バビロン大富豪の教え」です。人生が成功に向かう成り立ちがこの一冊に凝縮されています。先に普通の書籍が存在していたのですが、最近この漫画形式のものが出て、より読みやすくなりました。
――本のタイトルだけは聞いたことがありました。どんなことが書かれているのでしょうか?
小林専務:収入の10分の1は貯蓄せよ、とか。良質な住まいに住むこと、とか。
――「良質な住まい」!なんと良い本なのでしょう、不動産会社的に!(笑)
小林専務:でも、この「良質な住まい」に関しては、私自身ちょっと思うところがありまして。
――むむ?そのお話、次の章でじっくりお聞きしましょう……。
「良質な住まい」は、「良質な人生」のデザインから。
――先ほど住まいのお話が出ましたが、前々から聞きたかったんです。専務はどんな家に住んでいるんですか?どういうところにこだわって家を建てたんでしょうか。
小林専務:ふつうの一軒家ですが、家事動線にはかなりこだわって建てました。たとえばキッチンと洗面、脱衣、物干しが近くにあって、一つのラインの中で家事ができるように。洗濯物を干すためにわざわざ二階に行くのとか、大変すぎるなぁと思っていたので。
――実用性にこだわったんですね。
小林専務:はい。そしてリビングという家族のふれあいの場をどう形作るかもかなり考えました。住んだ後に、子どもたちがどう遊んで、どう勉強して……と、成長過程の中で使い方を流動的に変えていけるか、という点もありますね。
――そのご自宅で、今、どういうふうに過ごすのが好きですか?
小林専務:リビングが見える向きにカウンターを取り付けてあるんですが、そこで食事をとりながらリビングの様子を眺めるのが好きですね。私はお酒も好きなので、ワインとか飲みながら子どもが遊んでいるのを見るのもいい時間です。
――いいですねぇ……。
小林専務:家を建ててみて、「住まいが人生を豊かにするって、こういうことか」と本当に思いました。特に家の中で過ごす時間が多い人は、より強くそう感じるのではないでしょうか。
――じゃあ、先ほどの「バビロンの教え」もすごく納得されていると思うのですが、「思うところがある」と。
小林専務:それは、お金の問題なんですよ。良質な住まいに住むために、無理して高額なローンを組んでしまい、残りの人生がただひたすら返済のために費やされてしまうのは良くないんじゃないかと。そういう人をたくさん見てきたので。
――確かに。「ローンを返すために多忙になりすぎて、せっかく建てた家にちっとも帰ってこれない」なんてことになると、本当に元も子もないですよね。
小林専務:だから、適正な費用で良質な家を建てられるということをコンセプトにサンリーハウスはやっていきたいんです。私自身の自宅もそういうコンセプトで建てています。これをもっと広めていきたい。新会社設立の想いはそこにあります。
――そこから始まっていたわけですね。
小林専務:土地や家屋が小さいなら小さいなりの、豊かな暮らし方があるはずです。少しでも自然を感じる暮らし方や、家族のつながりを育むための工夫ができるはずです。当社の住宅はセミオーダーとして、これまで当社が培ってきた「暮らしの知恵」を最初から間取りやデザインに詰め込んだ状態でご提案させていただき、その上で土地や住まわれるご家族ごとに合わせて仕上げていきます。ぜひ私たちの建てる家を多くの方に一度見にきてもらえたらと思っています。
――トータルでの「良い人生」を考えた上で、その人ごとの「良質な住まい」を導き出せたらいいですよね。とても現代に合った考え方だと思います。専務、新年から連続でのインタビュー、ありがとうございました!今年もいい年になりますように!
VISION