2024年、サンリーグループ初の店長ポジションが誕生しました! 店長に就任したのは、サンリーホーム賃貸営業課所属の松本さんとサンリーバイカイ所属の谷口さんです。

今回は店長になったお二人にインタビューを実施。任命された時の率直な感想や業務で意識されている点など幅広いお話を伺いましたので、ぜひ最後までご覧くださいませ。

(プロフィール)

・松本芽久美(サンリーホーム / 賃貸営業課店長):愛知県名古屋市出身。結婚を機に、夫の地元である石川県へ移住。2013年、サンリーホームに入社し、賃貸営業職を担当。趣味はお菓子づくり。(写真右)

・谷口麻衣(サンリーバイカイ / 売買営業課店長):2020年11月入社。不動産会社でのパート勤務を経てサンリーホームに転職し、現在はサンリーバイカイ所属。趣味はアニメ、映画鑑賞。(写真左)

サンリーグループ初の店長が誕生!お二人のホンネは?

店長の主な役割について教えてください。

谷口さん:売買営業のメンバーはほとんどが同時期に入社してきた新人なので、私の役割は教育がメインになっています。

松本さん:私の方もほぼ同じですね。既存メンバーの売上目標を達成させることと、新しいメンバーの教育が主な役割です。私が担当している賃貸営業の方が歴史の長い部署なので、私のやること自体は店長になる前から変わっていません。

店長への就任が決まったときの率直な感想を教えてください。

松本さん:業務内容自体は同じですが、店長という肩書きがついたことで責任の重さや数字へのシビアさが変わりました。

谷口さん:圧を感じましたよね(笑)。

松本さん:間違いないです(笑)。肩書きがついたことでちょっぴり身構えてしまった部分はあります。店長のポジションが前例がなかったのでなおさら不安が強かったです。

谷口さん:私はそれまで目の前のタスクを消化するのに精一杯だったので、いきなり大人数の教育を任されて「どこからどうやって手をつければいいんだろう?」と途方に暮れましたね。

松本さん:今でもお互い試行錯誤の真っ最中です。

谷口さん:売買営業の方は未経験の部下ばかりだったので、「みんなが売上を作っていくためにはどうすればいいのか?」「どうまとめたらいいのか?」という部分は今でも試行錯誤している部分です。

部下の成長と働きやすさ、両立させるための取り組み

部下を教育する上で意識されていることはありますか?

谷口さん:最初の頃は、自分ではわかりやすく話したつもりでも、部下に全然違うニュアンスで解釈されてしまうことが多かったんです。3人に同じ話をしても3人がそれぞれ違う捉え方をしたら大変なので、誰が聞いても同じように理解できる伝え方を意識しています。

松本さん:特に不動産業界では、聞き馴染みのない専門用語が多発するので、しっかりと噛み砕いて伝えないとすぐ誤解が発生します。しっかりと部下に視点を合わせて会話をするのは本当に大事なことだと思っています。

谷口さん:あとは表面的な説明にならないようにも意識しています。

松本さん:それも大事ですね。私もどのような理由で取り組まなければいけない仕事なのかをしっかり理解してもらった上でタスクを渡しています。

働きやすい環境をつくる上で工夫されていることはありますか?

谷口さん:業界未経験者の方がたくさんいるので、わからない点を質問しづらい環境が一番ダメだと思っています。私自身も入社したての頃、気軽に質問できる上司がそばにいたことで救われた部分が大きかったので。

ですから私も「忙しいから話しかけないで!」といった雰囲気を出さないように気をつけて働いています。

松本さん:現状の売買営業のオフィスは質問しやすい環境になっていますか?

谷口さん:なっているはずです!(笑)。私が常にオフィスにいられるわけではないので、ある程度仕事を覚えてきたメンバーにも質問しやすい空気作りに協力してもらっています。

松本さん:私の店舗は女性だけのチームなので、女性特有の陰口などが発生しないオープンな空気づくりを心がけています。

女性だけの職場ならではの大変さもありそうです。

松本さん:どういう意味ですかそれ(笑)。

谷口さん:まあ特有の怖さみたいなものはありそうですよね(笑)。

松本さん:そうですね。ですが現状はみんな楽しく働けていると思っています。

若手の力を引き出す、共に成長するには?

チームの方々はどのくらいの年代が多いですか?

谷口さん:20代が多いですよね。

松本さん:うん、ほぼほぼ20代です。

お若い方々をまとめること特有の大変さもありそうですね。

谷口さん:何を言っているのか全然わからないことはあります(笑)。

松本さん:ワードとかテンポとかがね。

谷口さん:基本的に若い方って略語が多いんですよね。「え、そんな言葉まで略しちゃうの!?」みたいに驚くこともあります。

松本さん:男性メンバーが多いと深く踏み込んだ話がしづらいっていうのもあるんじゃないですか?

谷口さん:あー、どうだろ……。売買営業だと女性メンバーは30代の層が結構多くて、逆に男性は新卒くらいの若手が多いので、私というよりも男性同士で積極的にコミュニケーションをとってもらうようにはしていますね。助け合いは歳の近い方同士の方がしやすいと思うので。

店長という役割の魅力、やりがいを感じる瞬間とは?

お二人が思う「理想の店長」とは?

谷口さん:肩書きだけを見たら上長のポジションなんですが、上下関係があまりに強い状態は私にとっても部下にとっても望ましくないと思います。それこそ質問したいことを聞きづらくなってしまいますからね。

ですので、上司と部下がなるべく対等な関係性で働ける職場をつくれる店長が理想の姿なのかなと感じています。

松本さん:上下関係が強いと、仕事の悩みは聞けても踏み込んだ内容の会話は出来ませんからね。私は仕事のことでもプライベートのことでも何でも相談してもらえるような店長を目指しています。

店長のお仕事をするやりがいを教えてください!

谷口さん:未経験のメンバーが入ってきて最初の半年は売上が本当に少なかったのですが、4ヶ月目あたりから徐々に各メンバーがお申し込みを獲得できるようになっていきました。私もそこから少しずつサポート量を減らしていきましたが、それでも1人で数字をつくってきてくれた時に大きなやりがいを感じます。

松本さん:私も同じで、メンバー全体の数値目標を達成するためにたくさんの試行錯誤をして、無事に数値をクリアできた時の達成感は大きいです。

キャッチアップが遅れている部下の方にはどのように接していますか?

谷口さん:それはもう、根気強く。

松本さん:手放さない。それしかないですね。

谷口さん:あとは、一歩引いた目で考えてみて、別のチームで教育をさせてみたり、役割を変えてみたり、といったこともしています。

「自分も店長になりたい!」と熱い気持ちを持っている部下がいたら、お二人はどのように声をかけますか?

松本さん:当事者意識を持つことはものすごく大事だと思います。

谷口さん:そうですよね。店長はメンバー全員に成果を出させることが仕事なので、他の人のことであっても自分ごととして捉える習慣は持っておきたいところです。

松本さん:あとはとにかく、当たり前のことを徹底するようにアドバイスしたいです。私たちは営業職なので、どんなお客様にも誠意を持って対応することを忘れなければ、いつか必ず数字がついてきます。店長を目指すからといって特別なことはせず、初心を忘れず働いてもらえればと思いますね。

未経験者でも安心!不動産業界で多様な仲間と共に新しいスタート

最後に、サンリーグループへのエントリーを検討している求職者の方に一言メッセージをお願いいたします!

谷口さん:当社ではさまざまな世代や属性の方々が働いているので、あなたと近い立場の方にも出会えると思います。似た悩みを抱える方同士で助け合ったり部署を超えて問題を解決したりと、会社全体として働きやすい空気のある会社ですので、ぜひ気軽な気持ちでエントリーに進んでいただければと思います!

松本さん:不動産業界と聞くとハードで特殊な世界をイメージするかもしれませんが、当社はほとんどの方が未経験スタートなので、谷口が言った通り怖がることなくエントリーしていただければ幸いです!