今回お話を伺ったのは、サンリーハウスで施工管理の業務を行っている田中係長と部下の崎出さん・丹野さんです。部下のお二人は今年(2024年)入社の新人さんで、崎出さんは施工管理未経験で入社されたそうです。

このお三方に、サンリーハウスの施工管理に関するあれこれを取材させていただきました。施工管理へのエントリーを悩んでいる方必見です!

田中友規:高専卒業後、施工管理の仕事に18年間従事。現在はサンリーハウスで施工管理部門の係長を務める。趣味は旅行。(写真中央)

崎出颯馬:大学中退後、フリーター生活を経て未経験からサンリーハウスへ入社する。現在は施工管理担当。趣味は漫画。(写真右)

丹野寛樹:大学卒業後にゼネコン、ハウスメーカー勤務を経てサンリーハウスへ入社。施工管理担当。趣味はサッカーとゴルフ。(写真左)

未経験からでも活躍できる環境が用意されている

まずは崎出さんにお聞きします! 未経験から建設業界に入ったきっかけを教えてください。

崎出さん:建築の仕事をしていた父の影響が大きいです。小さい頃から父の働く姿をかっこいいなと思って見ていまして、その憧れから「いつかは建築の仕事に挑戦してみたいな」という気持ちを抱いたのがきっかけです。

お父様の働く姿に憧れていたんですね。多種多様な建築の職種の中から、施工管理の道を選んだ理由は何でしょうか?

崎出さん:実は、父と同じく祖父も建築業界で働いていました。父は施工管理、祖父は職人です。

子供の頃に祖父の働く姿を見て、「こんな器用な仕事は自分には向いていないな」と感じていました。私自身は繊細な作業が苦手だったので……。

そこで職人のような手先の器用さが求められる仕事よりも、父のようなプロジェクト全体や現場の人を管理をする裏方ポジションの方が得意かなと思い、施工管理の求人へエントリーしました。

入社先としてサンリーハウスを選んだきっかけは何でしたか?

崎出さん:サンリーハウスの業者さんから「ここが一番働きやすい会社だよ」と教えていただきました。自分でも色々調べてみたのですが、すごく成長できそうな環境でしたし、会社自体も業績が右肩上がりの状態だったので、自分もその勢いに飛び乗りたいと感じてエントリーしました。

面接で印象に残ったことはありましたか?

崎出さん:面接担当が田中係長だったのですが、「めっちゃ優しそうな人だな〜」と感じたのを覚えています(笑)

細かいやりとりは忘れてしまいましたが、サンリーハウスで働きたい気持ちがより一層強くなったことははっきり覚えています。

未経験から入社してまだ数ヶ月とのことですが、業務においてつまづいた点や壁にぶつかった点はありますか?

崎出さん:とにかく専門用語が全くわからなくて困りました。いざ質問をしてみても知らない言葉で返ってくることが多いので、そこをまた調べ直すのも大変でしたね。用語だけではなく、家が出来上がっていくフローも施工管理の仕事内容も何もわからず、最初は頭を抱えてしまいました。

その壁を乗り越えるために工夫されていることはありますか?

崎出さん:田中さんや丹野さんにすぐ質問する。これにつきますね。

弊社は大変ありがたいことに、上司や先輩が優しい方ばかりなので、わからない部分を躊躇なく質問できる雰囲気があります。こんなに嫌な人のいない会社ってあるんだなあ、と思っています(笑)。

たくさんのプロジェクトに関われるのがサンリーハウスの魅力

続いて丹野さんにお聞きします!前職でも施工管理をされていたとのことですが、転職をしたきっかけは何でしたか?

丹野さん:全国展開もしているハウスメーカーに勤めていたのですが、所属していた金沢店の業績が悪化し、店舗が閉鎖することになってしまいました。異動先は東京店しか選択肢がなかったのですが、僕は金沢市で働き続けるつもりだったので、市内にある別のメーカーへ転職する決意をしました。

やむをえず転職活動が始まったわけですね。その中でサンリーハウスを選ばれた理由は何でしょうか?

丹野さん:以前の職場でサンリーハウスと取引のある職人さんとお仕事をする機会がありました。そこでその職人さんが「物件数がたくさんあるけど人手が足りていなくて困っている」とおっしゃっており、ひとまずエントリーすることにした感じです。

前職とサンリーハウスではどんな点が最も異なりますか?

丹野さん:以前の会社は分譲住宅のみを扱っていましたが、サンリーハウスでは分譲住宅や注文住宅、アパートなどさまざまな建物の建築をさせていただいています。多種多様な建物に関われる点はサンリーハウスの大きな魅力だと感じています。

また種類を問わず物件数が多いので、施工管理の経験値を上げるのにはベストな環境だと思います。7年ほど施工管理の仕事をしていますが、まだまだ毎日学ぶことでいっぱいです。

部下のお二人にお聞きします! サンリーハウスにおける仕事のやりがいを教えてください。

崎出さん:施工管理の仕事の質次第で、家の完成度が大きく変わってくる点にやりがいを感じます。その分責任も大きいですが、計画通り家が完成した時の達成感はたまりません。

丹野さん:僕は、建築フローの0から10まで関われる点にやりがいを感じています。全く何もないところから住宅が出来上がっていくところを見るのは、いつまで経ってもワクワクしますね。

今後どのようにキャリアアップしていきたいとお考えでしょうか?

崎出さん:丹野さんや田中さんの力を借りず、1人で1つの現場を管理できるようになるところが最初の目標です。次に複数の現場を1人で見れるようになって、国家資格もどんどん取っていきたいです。目指すは第二の田中さんです!

丹野さん:個人的な目標としては、1級施工管理技士と2級建築士の取得を目指しています。

チームとしては、より多くのお客様にサンリーハウスを認知していただき、建築のご依頼をいただきたいですね。

若手も自走できる環境づくりを目指して

田中係長にお聞きします! 上司という立場において、経験の浅い方を指導する際に気をつけていることはありますか?

田中係長:建築業界は難しい専門用語がかなり多い上に、知識として学んだだけでは現場では全く使いこなせません。ですので、とにかくまずは現場に出てもらい、施工の様子を見てもらうことを重視しています。その上で、説明よりも手を動かすことで知識を身につけてもらっています。

経験の浅い方だと、入社から何年くらいで独り立ちできるものなのでしょうか?

田中係長:弊社は作業のフローを明確に設定しているので、必要最低限の簡単な業務であれば数ヶ月でできるようになります。入社から数ヶ月の崎出くんにも簡単な業務はまるっと任せてしまっています。

しかし現場の調整やトラブル時の対応、状況判断は経験量が必要なので、結果的に2〜3年は必要になってくるでしょうね。独り立ちするまで粘り強く、辛抱強くスキルを磨き続けられるかがポイントです。

上司という立場から、直属の後輩である崎出さんと丹野さんをどのように見ておられますか?

田中係長:2人を目の前にしてなかなか言いづらいですけど(笑)。

あえて聞いてみようかと(笑)。

田中係長:崎出くんは施工管理も会社員も完全に未経験から入ってきた子ですが、最初から「何でも覚えたいです!」という意欲的な姿勢でした。まさに期待の若手という感じですね。

丹野くんは前職で施工管理の経験があるので、話がすぐに通じますしレスポンスも早いので助かっています。

これからも若手の方が入社されると思いますが、今後どのような職場環境を作っていこうとお考えでしょうか?

田中係長:施工管理の仕事にトラブルはつきものです。しかし同じパターンのトラブルは極力なくなるような仕組みづくりを進めています。今はチーム全員で協力してトラブルに対処していますが、そもそも問題が発生しづらい仕組みがあれば、若い人も一層働きやすい職場になるのかなと思っています。

また、今は若いメンバーが増えているので、今後は若い人1人で1現場を回せるようになることを目指して教育を進めます。

未経験でも、経験者でも。建築やインテリアに興味があればエントリーを

最後に、サンリーハウスへのエントリーを検討している方へ一言お願いします!

田中係長:未経験の方は「本当に自分にもできるのかな」と不安を抱いているかと思います。当社は未経験からでも活躍できる仕組みを整えているところですので、建物に興味があったりおしゃれな家が好きだったりする方は、ぜひ気軽にエントリーしていただければと思います!

崎出さん:未経験の方にも優しく教えてくれる上司ばかりですし、楽しく働ける環境もそろっている素敵な会社だと思います。まずは現場を見るだけでも大丈夫なので、気軽にエントリーをお願いします!

丹野さん:自分もそうだったんですが、「施工管理」って言われても実際何をやる仕事なのかイメージしづらいと思います。崎出くんの言う通り、エントリーしようか迷っている方は、現場だけでも気軽に見に来ていただければと思います!