今回は、賃貸営業課から松本さんと松山さんが登場!課の長所や伸びしろ、今後の戦略などについて詳しくお話を伺いました。不動産業界の今後や、この先のキャリアについても率直な質問をぶつけてみると、それぞれの熱い想いを聞くことができました!

(プロフィール)
(写真右)
松本 芽久美(Matsumoto Megumi)
愛知県名古屋市出身。結婚を機に、夫の地元である石川県へ移住。2013年、サンリーホームに入社し、賃貸営業課に従事。趣味はお菓子づくり。

(写真左)
松山 琴美(Matsuyama Kotomi)
金沢市出身。大阪の大学に進学したのち、地元に戻って就職。2018年にサンリーホームに新卒入社する。趣味は読書で、ケータイ小説からミステリー、時代ものまで幅広く読む。

丁寧な接客と強い気持ちが、一つひとつの契約につながっていく

ーーサンリーホームがかほく店に続き、金沢店を構えて1年が経ちます。お二人が所属する賃貸営業課の長所と伸びしろについて、俯瞰的にみてどう感じているのかお聞かせいただけますでしょうか。

松本さん:長所は、1人でも多くのお客様に貢献する、という気持ちが強いところですね。営業のメンバーは皆、向上心が強いんです。

松山さん:私が思う長所は、接客が丁寧なところです。言葉使いひとつ、お客様とのお話の仕方ひとつとっても、フランクさも入れつつ馴れ合いすぎないような接客を、各自が心がけています。実際「接客が丁寧でよかったです」というお言葉をいただくことも多々ありますね。

松本さん:誰がどのお客様を対応していて、どういった問題を抱えていてとか、お互いの業務内容を密に把握して意思の疎通をとっていることが、とてもプラスになっていると思います。新しい方が入ってきたとしてもそれは変わらず、密に打ち合わせや状況報告を重ねてチームづくりをしていきたいです。

ーーサンリーグループは他の部署との連携など、強みもありますよね?

松本さん:やはり賃貸営業課のメンバーだけですべての業務を行うのは難しいので、他部署の力も借りながら連携しています。皆が協力的で、お互い協力しながら仕事をするという会社の方針があって実現できていることだと思います。

ーー目標達成のために心がけていることはありますか?

松本さん:かほくエリアは競合他社が少なかったのですが、他社が参入してくるケースが日々増えているので、自社の物件はもちろん、他社の物件も写真撮りなど物件に関する情報を発信していくことは徹底しないと、と思っています。

ーー情報が充実しているのはお客様にとって嬉しいことですよね。やはり1番最初におっしゃっていた「お客様に貢献する」ということが基本になるのですね。

松本さん:かほくエリアは今七尾市まで手を広げて営業していますので、七尾市に対してはまだまだ攻め入る余地があります。往復2時間かかるので行くのが大変なのですが、お問い合わせをいただいたら必ず貢献できるように、というスタイルでやっていきたいです。

最前線で働く2人が見通す、不動産業界の行く先とは

ーー効率化が課題だということで、実際に松本さんの方で仕組みを構築されたと伺いました。1年前と比較してどれくらい改善できたとお考えですか?

松本さん:新しく導入された顧客管理システムを活用し、ご案内やお客様とのやりとりをスムーズに行えるようにしているところです。

ーーシステムの導入は松本さんが会社へ提案されたと聞きましたが、理由をお聞かせください。

松本さん:これまでは、自社システムで顧客情報を入力して管理していたのですが、一括で管理できていないこともあり、導入の提案をさせていただきました。システム導入によって、顧客管理はもちろん、お客様とのやりとりも一元化できたので、営業していく上で非常に効率的なツールだと思っています。

松山さん:一度問い合わせてくださったお客様が他社にも多く問い合わせされていて、内容を把握できていない場合もあるので、過去にやりとりした内容を履歴を見てきちんとお伝えできるのは使いやすい点だと思っています。併せて会社から各人にノートパソコン・スマホが支給されているため、連動して使用することで業務効率が各段に上がりました。

松本さん:課内の連携強化・情報共有の効率化という面では、グループLINEがとても大きな役割を果たしています。活発に情報が飛び交っていて、かなり活用できていると感じますね。

ーー少し突っ込んだ質問になりますが、不動産業界は今後どうなっていくと思いますか?サンリーグループが選ばれ続けていくためには何が大切だとお考えですか?

松本さん:不動産業界のありかたも変化しており、重要事項の説明もリモートなどで行う不動産会社が増えてくると思います。でもその一方で、やはり人と人とのつながり、信頼関係を築いた上でお申し込みをいただくのも欠かせないことです。電話対応やメール1つに対しても、本当に真摯にご対応させていただければ、数多くある不動産会社の中から選ばれ続けることができるのではないでしょうか。

ーーツールや効率化ではなく、真心ですね。

松本さん:そうですね。最終的にはやはり、人で選んでうちにきてもらえることが多いので。こちらの方が接客が丁寧だったから、という理由で選ばれる場合が増えてくると思います。

ーー松山さんは、不動産業界の未来についてはどうお考えでしょうか?

松山さん:業界全体の展望としてですが、YouTubeなどで大阪や東京の会社がビデオ紹介をされているのをよく見かけます。そこから成約につながったり会社自体の認知度が上がってくるのが魅力的だと感じているので、ぜひ今後取り入れていきたいですね。

松山さん:これからは、今までのように新聞やHPで告知して、店舗の前に広告を貼って、という従来のやり方に加えて、今お部屋を探される世代の方が見る媒体に対しても発信が必要だと思っています。

ーー新しいやり方も入れて、お客様にサンリーホームを知ってもらう機会を増やすということですね。

松山さん:認知度が上がり、エリア外からも入ってきてくれるなどの効果が期待できると思います。契約自体が電子化していく流れにお客様もついてこられないと意味がないとは思いますが、紙じゃないとダメです、直筆じゃないとダメです、という固い考えからは脱却していけたらと。そこで選んでいただければ、話し合って信頼していただいて、というところにつなげられる技術は、メンバー皆が持っていると自負しています。

ーー間口を広げて、来た人をとりこぼさずに”人と人”でガッチリいくというようなイメージですね。

より強いチームをつくり、自身のキャリアも積み重ねていく

ーー今後、どんな動きを強めていきたいかもお聞かせください。

松山さん:知名度という点では、のびてきている実感は湧いています。まず窓口としてお客様からの問い合わせ量が増えていまして、かほく店よりも金沢店の方が問い合わせ数自体は多くいただいています。ここからはどれだけサンリーホームの認知度を上げられるか、ということになってくると思います。

ーー他社からの問い合わせも増えてきているそうですね。

松山さん:金沢店の周辺で苦戦している物件の資料を持ってきて、ご紹介ぜひお願いしますというお話を他社さんからいただいたりとか、逆にわたしたちの持っている物件をお問い合わせいただいたりということも増えていますね。

ーー他社の物件を紹介することもサンリーホームのPRになるという考え方でしょうか?

松山さん:成約に結びつくのであれば、認知度は高まっていくと思います。ちょっとしたことですが、契約書にサンリーホームの名前が載れば、それを目にした家主さんの方にも届きます。将来的に管理物件を増やすという視点からも、家主さんに「こんな会社があるんだ」「任せてみたいな」というところにつなげられれば。

ーー課のメンバー間でのコミュニケーションに関してはいかがですか?

松山さん:この物件が苦戦しているのでこうしたらどうですか、というような提案力はまだまだ低いです。ただ、わたしが「この物件決まりにくいよね」と口にした言葉に対して、こういう風にしたらどうですかと、周りから意見をもらうことはできるようになっています。

ーー目にとまりにくい物件をどう提案するか、松本さんからもアドバイスをもらって次に活かしていると聞きましたが、どんなやり取りをされていますか?

松本さん:決まりにくい物件に対しては、アピールする角度を変えてみては、などと助言したりしていますね。

松山さん:やっぱり引き出しが多いので、ノーマルなやり方でうまくいかない時に、別の角度からの提案をもらったりして上手くいくこともあります。物件を目にとまるところにどう持って行くかという提案力は、まだまだ足りないので、もっとのばしていけたらと思います。

ーー長所をのばしていくような関わりもされているのでしょうか?

松本さん:「こういう時どうしていますか」と質問してくれたときは、わたしならこうするよと具体的にアドバイスするように意識しています。

ーー最後に、サンリーホームでこれからどういうキャリアを積んでいきたいですか?

松山さん:わたしは短期間でぐいぐい上がっていくというよりも、徐々に地盤を固めて上がっていきたいと思っています。求められているポジションに対して責任を全うできるレベルで、自分のキャリアを積んでいきたいと思います。

松本さん:ずっと変わらないのは、いちプレイヤーでいたいということです。自分の1番やりたい仕事が営業職で、それがどうしても根本にあります。いちプレイヤーでありながら、色んな方に接して教育できるポジションが理想だと常々思っています。

ーー松本さんは入社から丸9年!すでに入社時に描いていた目標は超えた状態だと思いますが、この先についてはどう計画されているのかなと。

松本さん:こんなに長く勤めるとは思っていなかったですし、もともとパート職で入って、営業という仕事にここまでやりがいを感じることも全く想像していなくて。そう思うと、本音としては賃貸に限らず、もっと広い分野で不動産業界に関わってみたいという想いはありますね。

ーー課の長所と課題をしっかり把握し、より強いチームづくりに日々力を注ぐ松本さんと松山さん。お2人自身のキャリアも確実に重ねつつ、さらに大きな目標に向かって進むことが期待できるのではないでしょうか。今日はありがとうございました!