【特別企画 会長インタビュー】サンリーグループのSDGsへの取り組みとは?働きがいにつながる事業活動についても聞きました!
近年、耳にすることが多い「SDGs」という言葉。「Sustainable Development Goals」の略称で、持続可能な社会を作るための開発目標のことです。
さまざまな団体・企業などで積極的に取り組まれているSDGs。サンリーグループではどう向き合うべきだと考えているのか、小林会長に伺いました。また、朝礼や決起会、清掃活動などの事業外活動を推進している経営企画室のメンバーにもお話を伺いました!サンリーグループの目指す姿に迫ります。
(プロフィール)
小林 絹代(Kobayashi Kinuyo)
取締役会長。実業家の父のもとに生まれる。結婚・離婚を経験し、金沢の不動産会社に勤務したのち2007年に独立。サンリーホームを創業する。翌年、株式会社サンリーホーム(法人)に組織変更。人生のモットーは「念ずれば花開く」。
楽しく働いて地域へも貢献と活性化。それが会社の信頼にもつながっていく
ーー今まさに注目を浴びているSDGsに、企業としてどう向き合っていこうとお考えですか?
小林会長:SDGsには、目標として掲げられている項目が17項目あります。その中で、当社としては3つの項目に注力して取り組んでいきたいと考えています。まずは「8. 働きがいも経済成長も」です。社員には本当に楽しんで働いてほしいし、会社としては一言でいうと夢を抱ける働きがいのある会社でありたい。合わせて堂々と経済成長もしていきたいですね。仕事を通じて各自がそれぞれ自己成長をし、人間性を高めてほしいと思っています。
ーー働きがいを感じている社員が多いのは、色々な方にインタビューをする中でも感じられますね。その他の目標はいかがでしょうか?
小林会長:「11. 住み続けられる町づくりを」についても、力を入れて取り組んでいきたいと考えています。15年前に創業した時に比べると、かほく市も少しずつ新しいアパートや住宅、その他様々な施設が建てられて街並みも彩り豊かに変化してきて、地域が活性化してきたと実感しています。この地域活性化にもっと力を入れていき、それがかほく市だけではなく、色んな地域にも拡大しつながっていくといいなと考えています。
ーーサンリーホームの頑張りが、地域の元気の源になるということですね。
小林会長:新しい物件を建てると、それによって人が流入して、結果的に街のにぎわいや活性化につながっていきますよね。少しでもこの地域に還元し、貢献したいと思っています。そして「12. つくる責任 つかう責任」も取り組みたい目標です。サンリーハウスという会社を創業したので、つくる人の責任として、良いものや喜ばれる安心安全なものをつくらなければいけない。簡単なものではなく、常に信頼されるものをつくっていきたいですね。
同じ方向を目指して進むために。有意義な時間から生まれる一体感
小林会長のお話で、取り組むべき目標として「8. 働きがいも経済成長も」が挙がりましたが、サンリーグループの働きがいを生み出している様々な取り組みがあります。
社内の情報共有ができる朝礼や決起会、地域に貢献できる清掃業務など、それぞれの目的や活動について、経営企画室でお話を伺いました。
ーーサンリーグループで定期的に開催されている「朝礼」と「決起会」について、それぞれ詳しく教えてください。
「全体朝礼」は2022年4月から始まり、グループ会社を含めて全社員で月1回開催しています。また、各課の「朝礼」は毎日、「各課ミーティング」を2週間に1、2回行っています。朝礼の目的は、当社のサンリーグループフィロソフィーを共有することです。会社の目指すべき方向性や価値観を全員で確認・共有し、新しい気づきを得る機会にしています。
「決起会」も今年の4月から始まり、年4回・四半期ごとに開催しています。サンリーグループフィロソフィーを共有する目的に加え、それぞれが会社を「自己実現の舞台」として活用できるかを考えた取り組みを実施しています。内容は自己開発、社員発表、各チーム発表などさまざまで、会社の成長ステージに合わせた取り組みを、経営層と相談して決定しています。
ーー回を重ねるごとに、サンリーグループにとって、どんな時間になっていると感じますか?
全体朝礼に関しては、普段集まることのない店舗の社員同士の顔合わせができる、とてもいい機会だと思っています。パート社員にも発言の場を与え、普段どのような思いで働いているのかを聞くこともでき、全社員にとって非常に有意義な時間になっているのではないでしょうか。
ーー普段なかなか聞けない考え方などを知ることができるのは、気が引き締まりますね。
朝礼を通して「この人は普段落ち着いているけれど、こんなに熱い想いを持っていたんだと改めて知ることもあり、新鮮な感覚になった」という声もあります。気持ちを新たにまた頑張ろう、と刺激を受けることができているのではないでしょうか。
ーー「こんな時間にしていきたい!」「こういった活用も考えている」といった展望があれば教えてください。
「どうしたら、よりお客さまに貢献できるか、当社を選んでいただけるか」を追求する時間にしたいと考えています。
数多くの会社がある中、当社を選んでくださるお客さまには本当に感謝しています。お客さまと末永くお付き合いしていくためには、メンバー全員が「バリュー人材」となる必要があると感じており、自己開発や知識習得、価値提供のための施策を打っていく予定です。
清掃活動を通して地域への感謝を伝え、気づく力を育てていく
ーー業務活動として、清掃活動も行っているとお聞きしました。やると決まってから、すぐに実行に移されたそうですね。
弊社の行動指針にもあるように、「スピード感ある対応」は日頃から意識しているポイントですので、決定してからは早かったです。具体的には、各店舗周辺のゴミ拾いや草刈りなど、地域清掃を実施しました。
ーー清掃活動にはどんな目的があるのでしょうか?
大きく3つの目的があります。1つ目は「住みやすい街づくり」。ゴミのないきれいな街づくりのお手伝いをしたいという想いからです。2つ目は「感謝」。この地域で事業をさせていただいている感謝の気持ちを伝えたいと行っています。3つ目は「気付く訓練」。清掃活動を真剣に行うことは、気付く訓練につながります。この気づきを日々の生活や業務にも活かしていきたいと思っています。
ーー実際に清掃活動に参加した皆さんの反応はいかがでしたか?
「暑くて大変だったけれど、街並みがきれいになりうれしい」という声が多かったです。普段生活している中で気付かないような、細かな部分にも目を配ることができました。想定していたより、タバコの吸い殻や空き缶、ペットボトルが多く落ちていたのには驚きました。
ーー今後はどのような形、頻度で継続していく予定ですか?
清掃活動は、毎月の全体朝礼と同じ日に、引き続き継続して開催していく予定です。
ーーSDGsに取り組むことが、サンリーホームへの信頼につながり、会社が成長することが地域の活性化にもつながる・・・会社のことだけではなく、広い視点でSDGsにも向き合っていることがよくわかりました。朝礼や決起会、清掃活動も、やりがいをもって働くことができ、社内コミュニケーションも活発な職場づくりに非常に大きな役割を果たしているんですね。今日はありがとうございました!
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