【役員インタビューvol.9】専務と一緒に振り返る、サンリーホームの2021年の上半期。
2021年も半分が過ぎました。日本国内は日々いろんなニュースに事欠きませんが、サンリーホームの内外でもいろんな変化がありました。今日は専務と一緒にこの半年を振り返ってみたいと思います!
(プロフィール)
小林 和晃(Kobayashi Kazuaki)
取締役専務/採用責任者。高校卒業後、大工としてキャリアをスタート。創業者である社長と共にサンリーホームを牽引。
商品づくり機能の強化と、提供に奔走した半年間。
――今日はサンリーホームの最近のニュースをお聞きしながら上半期を振り返りたいと思います。よろしくお願いします。
小林専務:よろしくお願いします。
――早速ですが、2021年上半期、サンリーホームはどんなふうに進んで来たと思いますか?
小林専務:一言で表すなら「継続」でしょうか。新しいことをどんどん始めたというよりは、3年前くらいから仕込んできたものがようやく商品としてお客様に提供できる形になってきたので、それを一生懸命提供するような時期だったと思います。ここ1年くらいはずっとそんな時期だったかもしれません。
――仕込んできたものというのは、具体的には何ですか?
小林専務:分譲住宅、分譲宅地、アパート建築などですね。
――宅地に関しては、これまでも土地の売買部門がありましたが、今までやってきたこととこの上半期に取り組んだことでは何が違うのでしょうか。
小林専務:ご指摘通り、土地の売買に関しては今までずっとやってきたことと同じ面もあります。ただ、「土地の売買」という仕事の中に、土地を売りたい人と買いたい人をつなぎ合わせる「仲介」の役割と、建物を建てられる状態にまで整備して宅地という商品を作る「工場」の役割という二種類があるとしたら、後者の「工場」の役割をより広げてきたのが最近だと言えるかもしれません。土地を整えてから宅地として販売できるようになるまで、短ければ3ヶ月、長いと1年以上その整備に時間を要すんです。
――そんなに時間がかかることもあるんですか。であれば、本当に先手先手で仕込んでいかないと需要に追いつけないですね……。
人づくり=会社づくり。人の成長が舞台を広げる。
――社員の面では上半期に何か変化はありましたか?
小林専務:新しい正社員が4人、パート社員が1人加わってくれました。20代前半くらいの若い人が増えてきましたね。4月以降に入った新入社員は3ヶ月の研修期間を終えて、7月から賃貸営業部に配属になり、今一生懸命やっていますよ。
――人数的にはもっと増やしたいという気持ちはありますか?
小林専務:あります。ただ、一気に入社しても教育の手が回らないので、今のペースで増えていくのがちょうどいい気もしますね。またそろそろ採用したいと思っています。
――外部要因や、社外環境の変化という意味で印象に残っていることはありますか?事業に影響を与えたニュースなど。
小林専務:うーん、そんなに大きな出来事は無かったようにも思いますが、そういえば東洋経済の「住みよさランキング2021」でかほく市が全国17位になりましたよね。最近だと、体育館を改修した「かほっくる」という巨大な子供の遊び場(アスレチック)ができて、市内の園児や小学生が遊びに行ったりと、暮らしている身としても何かと賑わっている感覚があります。小松市も給食費無償化に取り組んでいますし、どこまで実現できるかは分からなくとも、石川県全体が市民にとって住みやすく楽しい街になるよう頑張っていますよね。そういうのは嬉しいニュースです。
――街としての賑わいが不動産や土地の値段にも影響しますよね。
小林専務:そうですね。最近は巣篭もりで「家の快適さ」を重視する人も増えましたし、地方の広々とした空間は魅力的だと思います。ただ、世間や相場は上がったり下がったりしますけれども、社員が着実に成長していけば、あまり外的要因に左右されない経営ができると思っておりますので、そこはブレずにやっていきたいところです。人づくり=会社づくりにしていきたいんです。会社っていうのは人の舞台なので、舞台を広げられるように事業展開していけば、さらなる成長の展開も自然に見えてくるんじゃないかなと考えています。
閃きが降りてくる!?めくるめくサウナの世界!
――最後に、専務の個人ニュースを伺ってもいいですか?
小林専務:最近サウナにハマりました。
――サウナ!いわゆる「サウナー」だったんですか専務は。
小林専務:いや、ハマったと言ってもまだ3回しか行ってなくて、次が4回目(笑)。だからまだ趣味になったとも言えない段階かもしれませんが、すごく良いんですよ、サウナ。
――どんな風に良いのかちょっと具体的に教えてください。
小林専務:まず、行くのは日曜朝5時です。
――そんな時間からやってるサウナあります!?
小林専務:見つけたんですよ……。朝5時の開店とほぼ同時に入るんです。初めて行った日は前日に飲んでいたのですが、なんとか起きて、行って、サウナに入って、「アツい、耐えられない」となり、シャワー、水風呂、涼む、そしてまたサウナ、と繰り返す。そしたら2回目か3回目でね、整うんです。
――「整う」。
小林専務:そう、サウナ用語で「整う」って言うんです。別名で、「宇宙に行く」。
――「宇宙に行く」……。
小林専務:だいたい、初日は3回目で宇宙に行くらしいです。宇宙に行くと無重力なので、頭の仲がグルグル回る。飲んだ次の日だからではなくて(笑)、意識が縦か横かわからなくなるんです。血流がよくなるのか、いきなりポンプアップされて気持ち悪いのか気持ちいいのかよくわからない状態になり、それがまたサーッて落ち着く。落ち着いたら、アラ!これが整うのか!と。なんやこれ!って。2回目はシラフで行って、2サイクル目でその状態に持って行きました。3回目は、2サイクル目で整いかけたんですけど、大気圏で止まって戻ってきてしまった(笑)。
――大気圏(笑)
小林専務: 3サイクル目に入ってもその日は整わなかったですね。整わない時もある。
――だいぶ未知の世界です。整ったら、頭がスッキリと冴えるんですか?
小林専務:そう、だから日曜日は意識も肉体もバキーッと締まっています。仕事もバッキバキに、サックサクできます(笑)。一緒に行く友人たちは午前中は寝てるって言うんですけど、なんで寝るのか分からない。どちらかと言うと目が冴えます。
――たぶん専務、体力があるんでしょうね。あと、ご友人たちとはサウナを使う目的が違うのかも。一日をクリアに過ごすためにサウナに行っている感じですね。
小林専務:そういえばパーソナルトレーニングも朝6時から一時間みっちりやって、それから仕事するタイプなんですよね。トレーナーさんにもご協力いただいて。
――そういう時間にいいアイデアが浮かぶことがあったりしますか?
小林専務:うーん、常に考えているので、サウナやトレーニングの時間内にアイデアがよく浮かぶということはないのですが、結局サウナも運動も発汗して余計なものを出したり、意識を空白にすることなので、自分の中に隙間ができるわけじゃないですか。その空白の状態に新しい考えや言葉が生まれるんだと思います。そういう意味で、一度スッキリさせるのは大事なことだと思います。
――なんで最近ビジネスマンの間でサウナが流行っているのか、すごくよく理解できた気がします。というか専務のプレゼンを聞いて自分も無性にサウナに興味が湧いてきてしまいました(笑)。今日はありがとうございました!
VISION