【社員インタビューvol.5】難しさの中にある、大きなやりがいと成長。
松本 芽久美(Matsumoto Megumi)
愛知県名古屋市出身。結婚を機に、夫の地元である石川県へ移住。2013年、サンリーホームに入社し、賃貸営業職を担当。趣味はお菓子づくり。
営業職の枠を超え、幅広いフィールドで。
ーー前回、サンリーホームでの仕事のやりがいや面白さについてお伺いしましたが、今回は松本さんが行っている賃貸営業職について具体的なお話を伺いたいと思います。松本さんは普段どのようなお仕事をされているのでしょうか?1日の流れを教えて下さい。
松本さん:朝出社したら、まずお客様からのお問合せメールをチェックし、全てのお問合せに対してご返信メールをお送りしています。また、お客様からお申し込みを頂いた契約書の作成や、物件の写真撮影なども行っています。もちろん、お客様の内覧に同行させて頂くことも多いですよ。
ーー賃貸営業職と聞くと、ご来店されたお客様を応対して、ご希望の物件にご案内して…という業務ばかりかと想像していましたが、思っていた以上にさまざまな業務があるのですね。
松本さん:そうですね。営業職ではありますが、お客様にお渡しする新築物件の紹介資料や、駐車場の区画表なども私が一から作成しています。特にサンリーホームに入社した当初は、社員も少ない人数しかいなかったので、営業以外の仕事も全部一人でやっていましたね(笑)今は社員数も増えて、以前より仕事の分業化がされるようになりましたが。
ーー駐車場の区画表まで?!営業だけじゃなく、いろんな業務をやってみたいという方にはピッタリですね。幅広い業務を任せてもらえて経験を積めるのは、他とは違うサンリーホームで働くメリットかもしれませんね。
お客様の思いを届ける「架け橋」に。
ーーお客様と一番近い距離でやりとりをする賃貸営業職ですが、仕事の中で難しさや大変だと感じることはありますか?
松本さん:さまざまなお客様を応対させて頂くので、時には私の伝え方が足りなかったなと感じることも…。それによってトラブルに繋がってしまうケースも少なからずありました。そういう部分では、やはり難しさも感じますね。
ーー「伝えたつもりが伝わっていなかった」って、どの業界の営業職でも経験することですよね…。トラブル防止のために、松本さん自身なにか工夫されていることはありますか?
松本さん:お客様への伝え方に関しては、年々工夫をしていますね。例えば、お客様から頂くご質問は全て書面に記録し、ご契約の際に不明点や不安が一切ないよう、事前にしっかりご説明を行うなど改善をしています。あと、最近は会社全体でLINEを導入し始め、LINEを通じてお客様と密にやりとりを行うことができるようになりました。お客様も直接はなかなか聞きづらいことも、LINEなら気軽に質問して頂けるかなって。
ーー確かに電話だと不在で繋がらない…なんてこともありますもんね。あと既読がつくので確認してもらえたか判断できますし。
松本さん:そうそう!伝え忘れなども非常に少なくなりましたし、便利になったな~って実感しています(笑)
ーーお客様との意思疎通をとても大切にされているのですね。実際にお客様からのいろいろなご意見やご要望をお聞きする機会も多いのですか?
松本さん:そうですね。当社で新築物件を建てる際の間取りに関しては、私たち営業の意見も多く汲み上げてくれるので、お客様のニーズを伝えるようにしています。また築年数が古い既存の中古物件に関しては、家賃を下げるのではなく設備を向上させることで、家主様も安定した家賃収入が見込めるようにご提案することが必要だと思っています。「エアコンを交換してみてはどうですか?」とか「洗面台を新しく交換しましょう。」など、日頃から現場でご案内している私たちが一番お客様のニーズを分かっていると思うので、家主様に対して積極的にご提案するようにしていますね。
ーー実際に松本さんの提案が反映されたケースも多いのですか?
松本さん:柔軟な家主様の場合、設備に関してご提案した内容が反映されて、それにより販売受注件数が増えたというケースも多いんです。例えば、一昔前までエアコンは1機でも良かったのですが、最近では必ず2機は欲しいという要望が増えていたりします。そんなお客様の求める設備を取り入れるだけでも、成約率は格段と上がりますよ。
一つ一つの経験が、成長の糧となる。
ーーこれまで印象的だった仕事はありますか?
松本さん:どの仕事も印象的ですが、最近ではかほく市の大きな企業との契約受注など、貴重な経験もさせて頂きました。若い方から年配の方まで、応対させて頂くお客様の数も多いので、その分経験値にも繋がりますし、日々の仕事一つ一つが自分を成長させてくれているなと実感しています。
ーー少人数制でやられているからこそ、場数を踏んで成長できるのですね。お客様の中には、相談内容が決まっていない、希望条件が多すぎる、なんて方もいらっしゃるのでは?
松本さん:いらっしゃいますね!(笑)いっぱい条件を持ってこられる方は結構多くて、そうすると該当する物件が一件もないという場合もあるのです。その場合は、第一優先する条件をお伺いして、それ以外の条件で妥協できるかできないかを洗い出し、一緒に絞り込んでいきます。
ーー希望する条件を全て満たす物件って、なかなか少ないですよね。つい、あれもこれも…と欲張っちゃいます(笑)
松本さん:そうですよね。あと、持っていく家具にこだわりがある方も多いです。自社物件の間取り寸法ならすべて把握しているのですが、他社物件の場合、洗濯機が玄関から入らない…というケースも少なくないですね(笑)だから、1階の部屋しかオススメできない、ということもありました。引越し屋さんにお願いして2階に家具を引き上げてもらうこともできますが、どうしても値段が高くなってしまうので。
ーーお客様一人一人に合う賃貸物件を探し出すのって大変ですね~!!参考までに、賃貸物件を決める際のポイントってあるのでしょうか?
松本さん:私はやっぱり設備がポイントだと思いますね。毎日使うものなので、設備が使いやすかったり、住みやすい間取りだったりするほうが、住み続ける上での満足度は高くなると思います。確かに立地を重要視される気持ちも分かりますが、石川県では自家用車を持っているのが大前提なので、「通勤時間あと5分10分余裕を見ていただいて、こちらの間取りはいかがですか?」と、ご提案させて頂くこともありますね。
ーーお客様の住みやすさを見据えて、あくまでもお客様目線で柔軟にご提案しているのですね。サンリーホームでは、色々なケースを経験しながらフレキシブルに乗り越えていく方が多いように感じますが、松本さんから見てサンリーホームの営業職にはどんな方が向いていると思いますか?
松本さん:人とお話することが好きな方は向いていると思いますね。やっぱり、コミュニケーション力が一番の営業力に繋がるのかなって。トラブルにならないためにも重要だと思います。あとは、人の顔や名前を覚えるのが得意な方が断然有利ですね。
ーー最後に、サンリーホームへの入社を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。
松本さん:不動産という業種は難しい面も多いですが、その分やりがいも多い仕事だと思います。ぜひ一緒にお仕事しましょう!
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