6月に「専務と新人のホンネ座談会」に登場してくれた高井さん、今回は単独インタビューで再登場!入社して約半年、これまでどうだった?これからどうしたい?サンリーホームで社会人一歩目を踏み出した彼のリアルを取材してきました。

(プロフィール)
高井 惇基(Takai Atsuki)
2021年4月、大卒の新入社員としてサンリーホームに入社。研修期間を終えて、10月より建物管理建築部に本配属。趣味はバスケ、筋トレ。

挫折あり、成長ありの6ヶ月。

――高井さん、お久しぶりです。あれ?前回、「研修期間後は賃貸管理部門に配属予定」っておっしゃっていたと思うんですが、建物管理建築部に配属になったんですか?

高井さん:そうなんです!私の希望が通った形でして。

――そうなんですね。結構、異例ですよね。サンリーホームでは通常、新人はまず賃貸管理部門に入るのが一般的なキャリアと聞いていました。

高井さん:はい。研修中にいろんな部署を見て回ったんですが、建築関連の仕事が一番面白かったなぁと。逆に、賃貸は、お客様を物件にご案内するのはとても楽しかったのですが、その後でパソコンを使って細かな契約書を作成する作業がもう本当に苦手で……。

――デスクワークの壁にぶつかったんですね。

高井さん:接客もデスクワークも、入社前に自分が「これくらいできるだろう」と思っていたことの、何歩も先を皆さんやっていた感じで。それでも元々居酒屋で接客バイトをしていたのもあり、お客様のご案内の方は徐々にできるようになっていったんですけど、契約書関連だけはどうしても細かいことが多くて。ちょっとずつ成長はしていたけれど、心許なくて……。このまま本配属になって繁忙期を迎えたら、自分つぶれるなと。

――かなり追い込まれましたね。専務と面談などはあったんですか?

高井さん:ありました。そのタイミングで、賃貸に配属されることへの不安をお話ししたんです。正直、人数の多くない会社ですから、個人の配属希望なんて聞いてもらえないんじゃないかと思ったんですが、専務の方から「じゃあ建物管理建築の方に行ってみる?」と提案していただいて。

――高井さんの良いところを引き出そうとしてくれたんでしょうね。高井さん、めちゃくちゃ嬉しかったんじゃないですか?

高井さん:すごく嬉しかったです、即答で「ぜひお願いします!」って。金沢店(サンリーハウス)ができてからは、かほく店(サンリーホーム)と金沢店(サンリーハウス)を社員が常に行き来しますし、更に今後、社員の増員はあると思いますが、現在のかほく店の男性社員は全員金沢店に異動しちゃうので、少し心細かったんです。建物管理建築部に配属になったことで、私も金沢店に所属することになったのが本当に嬉しくて!(笑)

――男性として一人ぼっちにならずに済むというのもポイントだったわけですね(笑)

新人アシスタントとして、筋肉も活かしきる!?

――研修中に建物管理建築部のどんなところを見て、「面白そう」と思ったんですか?

高井さん:建築の現場に行くのが好きだったんです。田中さんカイさんに付き添って上棟の場面に立ち会っていたんですが、建物がどんどん建っていくのってなんてワクワクするんだろうと思いました。

――本配属後も、直属の上司や先輩は田中さんとカイさん?

高井さん:はい。まずはお二人のアシスタントに就きます。

――アシスタントって具体的にどんなお仕事になるんですか?

高井さん:新しく建物を建てている場面では、現場に行って進捗を写真に収めてきたり、搬入された木材を確認して写真に撮ったり、資材の在庫を確認したり。田中さんやカイさんは図面を描くお仕事もありますが、私には図面は描けないので、その分お二人が図面に集中できるよう私が他のことはしっかりやっておきたいです。それから管理業務としては、既に建っている物件の退去後の立ち会い確認から精算まで一通り自分でできるようになることが当面の目標です。

――賃貸のお客様が退去された後に、お部屋の状態を見に行って、修繕やクリーニングをどうかけていくか判断する仕事ですね。

高井さん:はい。その判断が結構難しいんですよ。お部屋によっても違うし、ペットを飼われていたかどうかでも違うし。また、お客様に「なんでこれ直さないといけないの?なんでこれにお金がかかるの?」と言われて揉め事になってもよくないので、伝え方のノウハウも習得していかなければいけません。

――専門用語も色々あって、全く知識のないところから覚えていくことになるんですね。

高井さん:そうなんですよ、まずは言葉から……今は都度、先輩に聞いています。でも、そういう大変さはあっても、建築の方の仕事に就けるのは本当に嬉しいです。研修中から田中さんやカイさんが「男手が欲しい」って言っていたので、助けになれるのが嬉しい。重いものの運搬も家具移動も任せてくださいって感じです、筋トレしてきた甲斐がありますよ(笑)

少しずつ視野を広げて、いつかは自分も建築のプロに。

――あらためて、社会人になって何が大きく変わりましたか?

高井さん:時間の感覚、ですかね。間違いなく時間がなくなりました。ジムに行く時間が取れなくなったり、毎週土曜日のクラブチームでのバスケもギリギリに行けたり或いは行けなかったり。でも、ちょっと工夫してうまくやるようになってきました。例えば今までトレーニング効率のために食後二時間空けてからジムでトレーニングしていたんですけど、食事を消化のいいおにぎり2個とプロテインに変更することで、空白時間を一時間にカットして、そこからトレーニングに入る。

――なるほど、そういう時短ができるんですね(笑)。

高井さん:トレーニングだけは譲らない(笑)。これから現場系になるわけだし、なおさら体力つけないと!

――そうですよね。自分の好きなことをちゃんとやる、って大事なことだと思います。仕事に対する気持ちには何か変化はありましたか?

高井さん:前のインタビューでも話したかと思うんですが、入社前は、不動産業務ってそこまで忙しくないんじゃないかって考えていたところがあったんです。でも、全然そんなことなかったですね(笑)。あと、みなさんが自分の担当業務以外もかなりできるということに驚きました。部署も一応分かれているけれど、人数が少ないからみんなが色々なことを協力してやる結果、他部署の仕事もできてしまう。デキる人の集まり、すごいです。

――思ったより忙しかったけれど、刺激のある環境で働けている、といった雰囲気ですね。では最後に今後の目標をお聞かせください!

高井さん:目標は、田中さんです。田中さんくらいなんでもできるようになりたいです。

――田中さんって、建築愛がすごいですよね。

高井さん:はい、めちゃくちゃいろんなこと知っています(笑)。田中さんを追い抜かすのは大変でしょうけれど、がんばります!

――ぜひ頑張ってください!今日はありがとうございました!