PFUブルーキャッツのリアルに迫る!かほく市で活躍する20代が語り合うPFUブルーキャッツ×サンリーホームコラボ対談
石川県かほく市を拠点に活動する女子バレーボールチーム「PFUブルーキャッツ」と、同じくかほく市で創業した不動産会社「サンリーホーム」の夢のコラボ対談企画が実現!
早速、バレー経験者のサンリーホーム清水さんと備後さんが、PFUブルーキャッツの練習を見学にやって来ました!バレーに対する姿勢からプライベートな一面、さらには地元ファンへの思いまで、かほく市に根付いて日々頑張る同世代どうし、熱く語り尽くしてきました!
【参加者プロフィール】
・PFUブルーキャッツ
(写真左上)
#2 瀬戸 杏華(Seto Kyoka)選手
石川県内灘町出身、2020年4月入団。K-POPが好き。
(写真上中央)
#5 大村 季色(Omura Kiiro)選手
千葉県松戸市出身、2023年4月入団。今年大学を卒業したばかりのルーキー。
今年の黒鷲旗全日本男女選抜大会では、攻守ともに大活躍し、最優秀新人賞を獲得した。
(写真右上)
#10 綿引 菜津美(Watabiki Natsumi)選手
神奈川県横浜市出身、2020年6月入団。KUROBEアクアフェアリーズより移籍。
優勝を飾った今年の第71回黒鷲旗全日本男女選抜大会ではキャプテンを務めた。ジャニーズが好き。
・サンリーホーム
(写真左下)
備後 愛里(Bingo Airi)
石川県出身。高校卒業後、県内の住宅メーカーに就職し現場監督として働く。2020年にサンリーホームに入社。現在はかほく店で賃貸営業課に所属。
(写真右下)
清水 和夏(Shimizu Waka)
福井県出身。前職は金融関係。2022年6月にサンリーホームに入社し、不動産管理課にて家賃管理等の業務に従事。趣味はバレーボール。
目次
サンリーホームの社員が見た!PFUブルーキャッツの選手って実はこんな人!
ーー本日は、よろしくお願いいたします!まずは、自己紹介をお願いします。
瀬戸選手:コートネームは「ハナ」です。ポジションは、ミドルブロッカーです。体格が大きい方なので(笑)。性格は優柔不断で買い物しててもなかなか決められなくて、、自分で物事を決められないタイプなので、直していきたいです。好きなYouTuberは「パパラピーズ」です。K-POPも好きです!
大村選手:ポジションは、アウトサイドヒッターです。コートネームはなくて、名前の「キイロ」で呼ばれてます。ちなみに好きな色も黄色です。性格はおおざっぱでおっちょこちょいです。(笑)好きなYouTuberは「エスポワールトライブ」です!
綿引選手:コートネームは「ルイ」です。性格は綺麗好きですね。物をそのまま置いとけないタイプで、片付けのマイルールの縛りに疲れるときもあります(笑)。あと野球観戦が好きで、よく球場まで見に行きます。ジャニーズも好きです!
備後さん:賃貸の営業をしています。以前PFUブルーキャッツ選手のお部屋探しをお手伝いさせて頂きました。性格は負けず嫌いで、頑固ですね。同僚に契約件数が一件でも負けると、泣いてしまうほどで(笑)。前職では、現場監督として男性たちの中で仕事してきたのもあって、負けん気は男勝りです。
清水さん:私は、不動産管理課に所属していて、ご入居中の入居者さまのサポートを担当しています。性格は面倒くさがり屋ですね。綿引選手の綺麗好きな性格が羨ましいです!(笑)
備後さん:清水さんは、無駄を省いて、効率良く仕事できる方なんです!
ーーありがとうございます!バレーにはコートネームがあるんですね!各選手のコートネームの由来はなんですか?
瀬戸選手:私は大学時代に使っていたコートネームをそのまま使っています。「きょうか」だと長いので、華の文字を取って「ハナ」にしたんです。
綿引選手:移籍前は「ナツ」を使っていたんですが、現チームで既に使用している選手がいたので、高校時代に付けてもらった「ルイ」を使うことにしました。
ーーコートネームはその時々で変わったりするんですね。
瀬戸選手:ない人もいたりしますね。大村選手のように名前で呼ばれたりもあります。
ーーサンリーホームのお二人にも、学生時代にコートネームがあったりしましたか?
備後さん:特になかったですね。苗字から取って「ビン」と呼ばれたりはしていました!
皆さん:ビン!おお~。他の人と被らなさそう。
備後さん:強いチームがコートネームで呼び合っていたので、もちろん憧れはありましたね。所属していたのはそんな強いチームではなかったけど、ちょっと背伸びしてつけてみたりしてましたね(笑)。
瀬戸選手:わかります(笑)。でもコートネームがあると、普段の生活もコートネームで呼ばれるようになってしまうので本名で呼ばれることがなくなるのは寂しいなあと感じます。
綿引選手:たまに本名で呼ばれたりするとドキッとしたりしますね。
ーーなるほど。本名で呼ばれると特別感があるんですね!続いてチームについてお伺いします。PFUブルーキャッツのチームメイトはどんな人たちですか?
瀬戸選手:明るい人が多いですね。練習中もコミュニケーションを多くとれるように、意識的に声を出し合っています。全員がよく喋るので明るい空気感がありますね。年々明るく、元気になっていっている気がします(笑)。
ーーチーム内でよく聞いたり発したりする言葉はありますか?
大村選手:ミスすることに対して怒るのではなく、トライしないことがよくないとよく言われます。ミスしても構わないから、挑戦することを大事にしています。
ーー例えば?
綿引選手:「最後までボールを追いかけない」とか。
備後さん:部活を思い出します(笑)。怒られないように、とりあえず追いかけて、あー無理だった、、って感じ、あるあるですよね。
ーー今年新加入された大村選手ですが、加入して驚いたことはありますか、、?
大村選手:去年の大学在学時に、黒鷲旗でPFUブルーキャッツと試合に臨みました。その頃から、元気が良かったり身長関係なく活躍していたり、良いチームだなあと思っていました。いざチームに加入してみると、優しく話しかけてくれたり、馴染みやすいチームメイトたちで、やっぱり自分にとっていいチームだったなあと思っています。
ーー(対談の翌々日は綿引選手の誕生日ということで、)28歳のお誕生日おめでとうございますー!こんな風に普段から選手間でお祝いし合ったりしますか?
瀬戸選手:チームメイトの誕生日には、練習後にみんなでハッピーバースデーを歌ってお祝いします。誕生日の人が抱負を述べて、記念撮影をするのがお決まりですね!
皆さん:おめでとうございますー!(拍手)
ーーチームのいい雰囲気が伝わってきますね!
完全優勝で初優勝!「全員活躍」で掴んだ悲願の日本一
先日の黒鷲旗では、完全優勝での初優勝おめでとうございました!2022-2023年度のシーズンを振り返って、シーズン中の目標やチームとして大切にしていたことは何でしょうか?
綿引選手:大きな目標としては、日本一になることでした。そこに向けて「総力結集」「全員活躍」。つまり、固定のメンバーではなく、チームの皆が結集して活躍することで勝ち進めていくという目標を掲げてきました。
ーーかっこいい…!シーズン中の雰囲気はどうでしたか?
綿引選手:選手間でピリピリすることはなかったですね。試合の流れで、相手チームに押されているなあというときには、むしろチーム皆で一つになります。
ーー皆さんの強みを教えてください。
瀬戸選手:「ブロック」です。ミドルブロッカーというポジションなので、その強みが活かせるように日々練習に励んでいます。
大村選手:「ジャンプサーブ」が強みですね。
清水さん:先程、見学させてもらったんですが、すごく早くて力強かったです!
大村選手:大学時代には、上手くサーブが決まって賞をもらったこともありました。でも、Vリーグにきてからは、試合のレベルが高くて上手く決まらないことも多くて、いまいち調子があがらないです。。
ーーなるほど、これからの伸びしろですね。
綿引選手:私は、「サーブ」と早い「クイック攻撃」です。このシーズンも、それらをもっと活かせる場面がたくさんあったなあと反省してます。
瀬戸選手&大村選手:できてますできてます!
ーーサンリーホームのお二人も、自身のバレー経験を振り返ってみて、いかがですか。
備後さん:中学生の頃、スタメンではなかったんですけど、ピンチサーバーとして試合に出してもらうことが何度かありました。そのとき、点を決められたのがきっかけで、自分のサーブを意識して磨くようになりました。だんだんと自分のサーブが整ってきたことで、バレーの楽しさを感じるようになっていきましたね。
大村選手:私も大学の頃に、春季と秋季にサーブ賞をいただいたことがきっかけで、自分の持ち味はサーブなんだと自信を持つきっかけになりました。だから、すごく共感します。
ーーサンリーホームのお二人は、今でもバレーに関わることはありますか。
清水さん:今でも時々、テレビでVリーグの試合を見たりしますし、黒鷲旗まで試合を観戦しに行ったこともあります!今年3月には、PFUブルーキャッツ対KUROBEアクアフェアリーズの試合を現地で観戦させてもらいました。試合はもちろん、プロの練習風景が見れたりと、テレビでは伝わらない熱気を感じました。これこそが、Vリーグの魅力なんだと感じましたね。
ーーそれに、選手の皆さんが、本当に楽しそうに試合をしているのを間近で見て、サポーターとしてもっと応援したい気持ちにもなりました!また、ぜひ生で見たいですね!
瀬戸選手:今シーズンは、金沢で2試合、10月に輪島で1試合あるのでぜひぜひ!
清水さん:シーズンが始まるのが今から楽しみです!
「バレーでかほく市を盛り上げるのが選手の使命」。新体育館の完成へ高まる機運
ーーかほく市にとってもPFUブルーキャッツにとっても、一大プロジェクトとなる新体育館の建設が進んでいますが、完成に向けた意気込みを教えてください!
瀬戸選手:体育館の完成が、かほく市内や石川県内の人たちに、PFUブルーキャッツをさらに周知できる機会になると考えています。完成までに試合でどれほどの結果を残して、注目を集められるかが、選手の使命だと感じています。
清水さん:スポンサーをさせてもらっている中で、昨年頃からかほく市への注目度やサポーターの熱量が高まってきているのを感じています。スポンサーや地域の皆さんと関わりあうことも多いんですか?
大村選手:そうですね。かほく四季まつりなどの地域行事に積極的に参加してきました。今年は、授業の一環として新たにバレー教室も開催する予定です。
綿引選手:先日開かれたバレーボール教室では、初めてバレーを体験する幼稚園児がたくさん参加してくれて、楽しんでくれたり興味を示してくれたりと大盛況でした。
ーー初めて経験する子どもたちにとって、バレーだからこその人とつながる楽しさやスポーツの楽しさを知ってもらえる機会にしたいですね。
瀬戸選手:あとは地域のバレー教室にも参加したりしています。もっと上手くなりたいという目標持った子供たちの意識に感化されました。私たちも負けてられないなと思いました。
備後さん:私もバレー部の時に指導してほしかった、、羨ましいです!
ーー子どもたちにとってプロ選手と触れ合う機会はとってもいい経験ですね!
サンリーホーム社員が直撃!オフから垣間見えてきた選手の素顔
ーーPFUブルーキャッツの選手は県外出身の方も多いですよね。皆さんで出かけられたりするんですか。
綿引選手:そうですねー。兼六園や21世紀美術館、近江町市場に行ったことがあります。おすすめです!
瀬戸選手:かほく市内、石川県内の飲食店を巡って、食べ歩きして過ごしています。ぜひみなさんに教えたい美味しいお店がたくさんありますよ!
備後さん:私も休日に商業施設や飲食店などをよく回ったりします。自分の担当エリアのお客様に物件を紹介する際にも、物件の周辺にはこんなお店がありますとちゃんと紹介できるようにしたいと思っています!
綿引選手:おぉー!さすが負けず嫌いですね(笑)。
清水さん:ちなみに選手の皆さんは、休日は決まったお休みはあるんですか。お仕事と練習の両立も気になります、、
綿引選手:基本は、日曜がお休みになっています。リーグ戦以外の期間は、週2日午前中に、各自割り当てられた業務にあたっています。主にブルーキャッツの広報活動ですね。仕事のない日だと朝から、仕事のある日は午後から練習しています。シーズン中はバレーに集中します!!
清水さん:イベント参加等だけじゃなく、社内業務もあるんですね、、!
備後さん:私からも質問してもいいですか。綿引選手は弊社の物件に入居されていますが、住み心地はいかがですか、、?
綿引選手:メゾネットタイプの物件なので、音など階の上下の住人に気を使わなくてもいいのが嬉しいですね。ただ、一人暮らしになってからは、雪かきがすごく大変ですね。寮だと、除雪が入ってくれていたのでありがたかったなあと思っております。
備後さん:もし今後ご相談頂けたら、ブルーキャッツさんの寮をサンリーハウスにて施工し、良質な住環境を提供することで、チーム目標「日本一」への道のお手伝いをさせて頂きたいです!
皆さん:是非―!(拍手)
共通点は「凡事徹底」。当たり前こそが成功への鍵
清水さん:余談なんですが、練習場に掲げられた横断幕に「凡事徹底」と記されているのを見て、まさしく奇遇だなあと!サンリーグループの行動指針8か条の一つにも同じく「凡事徹底」を掲げているので、何か通じるところがあるんだなあと思いました!この言葉には、チームとしてのどのような思いが込められているのでしょうか?
綿引選手:例えば、パス一つするにも、6mの距離をあけなければいけないとルールで決められています。そんな当たり前のこともできない選手は他のこともできない。つまり、一つ一つのルールの徹底を誰よりもしよう、ということですね。
備後さん:「凡事徹底」の文字を見たとき、一緒だ!と鳥肌がたちましたね。
ーー最後に地元ファンのみなさんに一言お願いします!
選手一同:メンバーが新たに増え、黒鷲旗の頃とはまた違った新しいチームになっています。このチームメイトたちと一緒に、自分たちの強みを見つけながら、新シーズンも良い結果を残せるように頑張りたいですね。
地域イベントなどを通して、かほく市を盛り上げるのはもちろん、多くの人に自分たちを知ってもらって大会にも足を運んでもらいたいですね。
ーー同じかほく市を盛り上げる仲間として、今後ともよろしくお願いいたします!瀬戸選手、大村選手、綿引選手からサインも頂きました!皆さん、今日は本当にありがとうございました!
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